30歳を過ぎて医学部再受験を思い立つ

高校時代に本当になりたかった職業は医者だった。でも、数学と物理の成績が悪くて、とても医学部なんか目指せる成績ではなかった。高校3年生のときに文転して経済学部へ進み、金融関係の仕事に就いた。

仕事はきついけど、それなりに慣れてきたし、やりがいも感じている。

でも、僕の人生は、本当にこれでいいのだろうか。

1回しかない人生、本当にやりたいことにトライせずに終えてしまって後悔しないだろうか。

悩みに悩んだ末、医学部再受験を目指すことにした。

苦手な理系科目をどうするか

私立の医学部はお金がかかるので、現実的に目指すことができるのは、地方国立大の医学部。

なので、センター試験と2次試験の両方を受験する必要がある。

文系科目は、もともと得意だったので何とか生るとして、一番ネックなのは数学と物理。

とりあえず書店に行って、自分に合った参考書を探すことにした。

化学は、まだ、なんとかなるんだけど、高校時代に挫折した数学と物理を、今回、どうやって克服するかが成功のカギを握っているような気がする。

受験生時代に比べて、学習環境が大きく変化していることに驚いた

数学の参考書を見てみると、受験生時代に比べて、分かりやすいものが増えているのに驚いた。予備校の講義をそのまま実況中継しているようなライブ感覚の参考書もたくさんあったりして、ぱらぱら見てみると分かりそうな気がしてきた。

数学については、少し心が軽くなった。

あとは、物理だ。

物理の参考書を読んでも、分かりそうな気がしない。

物理の参考書を見てみると、相変わらずの公式が並んでいて、心が拒否感を示した。

これを、また、暗記したりするのか・・・

でも、医学部を目指すのだから、これを乗り越えなければ・・

高校時代にも、そう思って取り組んだのではなかったのか?

自問自答しても、物理の勉強法をどうしたらよいか、答は見つからなかった。

微積物理という選択肢

ネットで、物理の勉強法を調べていて、「微積物理」というものを見つけた。

公式を暗記しないで、微積分とかを使って問題を解くらしい。

高校時代に挫折したのと同じ方法で勉強しても、できるようなイメージが湧かないのだけど、違う方法だというのなら、やってみてもよいかという気持ちになってきた。

ネット上で微積物理の講義を受けられるサイトを見つけて、無料体験をしてみたら、確かに公式を暗記して解いていた(解けなかったけど)やり方とは、まったく違う。

あと、無料体験がよかった。ちょっと感動してしまった。

なんだか、これなら自分にもできそうな気がしてきた。

10年前には、ネットで学べるサイトなんかなかったし、きっとこんな教え方をする人たちも少なかったんだろう(詳しく知らないけど)

この講義を、10年前に聴いていたらと、正直思った。

でも、とりあえず、今できることを一生懸命やるだけ。

1回しかない人生、後悔しないために。